土曜大会3部優勝戦 in ZOZOマリンスタジアム
※詳細は後日掲載いたします



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(文京区) (さいたま市)
11月30日(土)  土曜大会3部優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
北風と太陽 (さいたま市) 5 0 0 0 0 1 0 6
本郷モリアンツ (文京区) 0 0 3 1 2 0 1× 7
※大会規定により、7回は1死満塁のタイブレークを実施



 北風と太陽は初回、1番高橋がいきなり2塁打で出塁すると、続く2番野村のタイムリーヒットであっさりと先制点を奪う。その後も4番井濃内のタイムリーヒットなど立ち上がりを猛打で攻めて一挙5点を奪うビッグイニングを作った。序盤から5点を追う形となった本郷モリアンツの反撃は3回。エラーと内野安打で1死2、3塁とすると、2番受川の内野安打と悪送球で2点を返す。その後なおも得点圏に走者を置くと、3番中馬のライト前タイムリーヒットでさらに1点を追加、3−5と2点差とする。本郷モリアンツはさらに4回には9番木村の犠牲フライで1点差まで詰め寄ると、続く5回には4番小松田のライトフェンス直撃のタイムリー2塁打や6番に入った山内のセンター前タイムリーヒットで2点を奪い6−5としついに逆転に成功する。今度は1点を追う形となった北風と太陽は直後の6回にすぐに反撃する。代打に送られた8番伊藤が死球で出塁後、2盗・ワイルドピッチの間に3塁へ進む。ここで迎えた次打者池田の打球は内野ゴロ。しかしこの間に3塁走者が生還し北風と太陽が土壇場で同点に追いつく。その後試合は1死満塁・継続打順からスタートするタイブレークルールによる7回に突入する。先行の北風と太陽は5番鈴木(雅)がファーストフライ、6番柿沼もセンターフライに倒れまさかの無得点に終わる。サヨナラ勝ちの最大の好機が巡ってきた裏の攻撃の本郷モリアンツは先頭打者の2番受川が初球をあっさりレフト前に弾き返しタイブレークにもつれ込んだ熱戦に終止符を打った。

○本郷モリアンツ・木村監督代行
「初回に5点を奪われ正直厳しいと思いましたが、みんなが最後まで諦めずにいたことが逆転勝ち出来た最大の勝因だったと思います。初回こそ大量失点をしましたが、投手陣はマリンの舞台でも良く投げてくれました。タイブレークでは受川が初球を捕らえましたが、彼なら打ってくれると信じていました。プロスタでの決勝戦が目標だったので、ここまで来たことで満足はしていましたが、試合でも勝てて本当に最高の結果になりました。来年は2部に昇格をしますが、勝敗に徹するのではなく、あくまでも楽しく試合がしたいですね(笑)」

●北風と太陽・猿渡主将
「この試合、初回は幸先良く5点を奪いましたがその後はうちらしい、おじさんチームらしい展開になりました(笑)。今日の試合もうちの実力は出せたと思います。ベテランの年代になっても、一生懸命にプレーをすればこのような球場で試合ができることを実感しました。マリンのナイターは綺麗でした。なかなかプロスタでのナイターは経験ができないので、貴重な経験になりました。負けてもここまで来ることができたので大満足、100点満点です。来年もチームを存続させることが大事なので、最低、還暦までは草野球を続けたいですね」






▲木村監督代行とヒーローの受川選手